2007年10月26日金曜日

Leopardが来ました!



早速インストールしました。さすが、きれいですね!

OSのインストールには1時間強かかりました。開発用のツールまでインストールするには2時間以上かかりますね。
ファインダーのビューなどが変わり、すごい!を連発しているところですが、私が画面キャプチャーに使っていたウィージェットはなぜか機能しなくなりました。他にはFireFoxのフォントなどが変わったような気がします。

うむ・・・。他はもうちょっと使ってみてからまた書かせて頂きます。

2007年10月23日火曜日

EX MACHINA

久々に映画を見てきました。

http://www.exmachina.jp/

私は志郎正宗の長いファンで、アップルシードは最初に好きになった作品でしたので、私としては必見の作品でした。が、内容はともかく、そのアクションシーンは結構がっかりです。志郎正宗の作品の一つの特徴としてかなりバイナリーなところがあると思います。彼自身も作品の注釈の中で’この作品では根性と情熱でものごとが運ばない’と書いています。が、この映画のキーワードとでも言えるブリアレオスとデュナンのセリフ、「たとえ世界が終わってもお前を守ってみせる」はそのような志郎正宗の作品の色には対極に位置するものだと思います。

もちろん、CGはかっこいいし、毎年進歩していることが目に見えます。問題はCGの進歩をアイデアがついて行けてないような気がします。しかも志郎正宗の原作のファンとしてはイマイチの映画でした。

2007年10月21日日曜日

SSP(Software Solution Producer)とは

Software Solution Producer、略してSSPとは コンピューターを使用するみなさんのライフスタイルをより豊かで幸せなものにするためのソフトウェア・ソリューションを創造する人のことです。

SSPが今まで一般的にデベロッパー(Developer)またはプロブラマー(Programmer)として呼ばれていたソフトウェア開発者と違うところは単純にコーディングだけをするのではなく、使用者に必要なソフトウェアを最初の発想からデザイン、実装に至るまでの大低の作業を一人でカーバーできる人であることです。なお、ここでソフトウェアより重要なポイントはソリューションプロデューサーです。要するに、何かの問題に対する解決策を作って提供することがより大事でソフトウェアはただそのためのツールにすぎないとのことです。場合によっては他のツールを選ぶことも可能でしょう。ただし、その場合はSSPではなく、?SPと定義されるでしょう。

勿論、1つのソフトウェアを作成して提供するためには色んな知識とスキルが必要であり、人は万能ではないのである一定の部分は他の人の力を借りないとできないところもあります。ここで大事なのは何でも一人でやろうと言うことではなく、全体を見渡す能力を持とうとすることです。

これは近代の産業化と伴い、専門領域に細分化によってベストプラクティスとして思われて来た作業の分担、言わば分業から昔の全人的な人間への回帰を意味します。20世紀では自分の専門領域の知識さえもっていればある程度の生活レベルが保証される時代でした。が、21世紀にはクリエティビティ、つまり創意力が一番大事だと言われています。創意力とは個別の知識、情報を新しい方式で組み合わせることによって働きます。創意力とは自分の専門分野に思考を固定された人からは求められません。

ソフトウェアの開発も同じです。本当にいいソフトウェアは優れたプログラミングスキルのみでは作れません。外観だけが良くてもいいソフトウェアにはなれません。逆にいい機能を持っていてもユーザビリティが落ちたりするとそれはまた広く受け入れられません。このような問題に対する今までの対応策はチームで対応することでした。ただしチーム制は適切な構成員の確保、モチベーションの付与と維持、コミュニケーションの難しさなど他の問題を引き起こし、必ずいい解決策とはなりません。

それで私が考えたのがSSPなんです。平凡な人をいくら集めておいても非凡なものは作れません。非凡なものが作れる一番いい人数は実は一人なんです。その代わり、その一人は非凡な人材でなければなりません。それはそれでまた難しい話で、誰でもSSPになれるとは思いません。SSPになるためには、少なくとも基本的なプログラミングスキルとデザイン力、美感、UIに対する理解、人のニーズを把握する直感が必要でしょう。作成したソリューションを販売するためのマーケティング、営業力、またコミュニケーション力を持っていればよりいいでしょう。提供するソリューションの数、規模が大きくなればその維持と運用のために組織を作り、その管理をする必要があるかも知りません。要するに、全人的な人材です。最終的には起業家の形に近づいて行くかも知りません。但し、起業家と異なるのは起業の規模を拡大し、価値を増やすことではなく、より有益なソリューションを提供することに重点をおくことでしょうか。言い換えると管理職よりは現場の人に近いです。

私自身、SSPにはまだまだなれておりません。SSPとは私がなりたいと思っている人材像を定義した用語にすぎません。ウェブの世界であればウェブディレクターが近い存在でしょうかね?ただウェブディレクターと違うところは自分の手を動かす事ができるとのことでしょう。

実は、上記のことを既に実践していらっしゃる方は多いです。個人的にソフトを作って販売または無償で提供していらっしゃる方々です。彼らを何と呼べばいいでしょうか?フリーのエンジニアー?独立開発者?一人で人の役に立つ立派なプログラムを作り出すことができる人々です。私はそれに、機能の他に美しさを追加したいと思います。それでこぞ、SSPだと思います。

以上、私が勝手に作り出した用語、SSPに対するお話でした。ただし、この定義は今後修正されて行く、または他の用語に変わって行く可能性はあります。でも基本的なコンセプトはあまり変わらないでしょう。私はそのような人間を目指しています。